「GODZILLA 決戦機動増殖都市」を見てきました。以下、ネタバレあり。
本作は、全三部作となるアニメ版ゴジラ (通称アニゴジ) の二作目。前作「GODZILLA 怪獣惑星」では、ゴジラに地球を追われた人類が宇宙を放浪した後、怪獣惑星と化した 2 万年後の地球でゴジラと戦うという物語が描かれました。本作では、前作の最後で登場を匂わせていたメカゴジラがどう関わってくるのかが注目ポイントでしたが。。
メカゴジラが街になってたのでそこでゴジラ・アースを迎え撃つぜ!
思わせぶりな地球種族は大して関係なかったぜ!
お、おう・・・。
メカゴジラに使われていた自律思考金属体 (ナノメタル) が 2 万年かけて増殖してメカゴジラシティになっていたこと自体はなかなかワクワクする設定だったのですが、別にメカゴジラが復活してゴジラ・アースと対決することはなく、結局ゴジラ・アースとの決戦は前作を踏襲した形に。それはそれで主人公の戦い方が「ゴジラ・アースにも通用するし!」みたいな意味合いはあったのかもしれませんが、
「顧客が本当に必要だったもの」は復活したメカゴジラとゴジラ・アースの大決戦だったんじゃないんですか?
別に矛盾があったりするわけではないし、つまらなかったわけでもないのでいいんですけどね。今作はメカゴジラ関連がメインということで、地球人が戦いの準備を進めながら、「これでいいのかな・・」とか呟いてる一方で、エンジニア気質なビルサルドが終始ノリノリで、いっそのこと自律思考金属体と合体しちゃうぜ!とかやってるのは見ていてなかなか楽しかった。最終的に、
ちょ・・・ハルオがメタル刹那に?!
とか謎の中の人ネタが炸裂しそうになりつつ、内ゲバであんまり爽快感無く終わっていったのはちょっと残念だけれども、三作目どうなるかな?と思うぐらいには楽しめました。
三作目はキングギドラの登場が匂わされていますが、二作目のメカゴジラがこうだったので、三作目が怪獣大決戦になるかどうかはあやしいところですね。
それでは最後に、納期に間に合った時に使えるとっておきの台詞で締めます。
「「「ビルサルドならば当然!」」」