月: 2018年5月

絶対ナル孤独者<アイソレータ>4 ー刺撃者 The Stingerーを読んだ

絶対ナル孤独者<アイソレータ>4
絶対ナル孤独者4 ―刺撃者 The Stinger― (電撃文庫)
絶対ナル孤独者4 ―刺撃者 The Stinger― (電撃文庫) 川原 礫 シメジ

KADOKAWA 2017-05-10
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絶対ナル孤独者<アイソレータ>4 ー刺撃者 The Stingerーを読みました。

シリーズ四作目となる本作は、主人公と<特課>の面々、そしてルビーアイ《液化者》と《凝結者》について、前作「絶対ナル孤独者<アイソレータ>3 ー凝結者 The Trancerー」の後日談的な流れから始まります。

前作で防御殻を爆発的に拡散させる《バースト》を使えるようになった主人公ですが、今作では防御殻に秘められた治癒能力を発揮し、前作で意識不明の重体に陥っていた小村スウの意識を回復させます。
仲間の能力が割と据え置きになっている中で、主人公の能力が成長していく様はペルソナシリーズのキタローや番長めいたものを感じさせます。この手の主人公の特異性は物語の核心に近いものが原因となっている場合が多いのですが、果たしてこのシリーズの場合はどうなるか。今後に注目です。

前作の後日談的な緩やかな流れは、謎のルビーアイ《刺撃者》による襲撃で一気に緊迫したものになります。主人公を襲った《刺撃者》は、続けて《凝結者》をも襲撃。<特課>でも<組織>でも無い第三勢力の登場により、ユミコが《凝結者》を殺そうとしたり、《液化者》が主人公に助けを求めたりと事態は混迷していきます。
《刺撃者》は、前作までの敵対者と違い、その視点や内面の描写が皆無で、能力や能力を持つに至った事情も完全に謎。その異質感が際立っています。

最後は主人公が《刺撃者》に一矢報い、凝結者の◯◯についてある程度の種明かしがされたところで To Be Continued. 続きが気になり過ぎます。本作が出てから既に 1 年ほど経過しているので、続きが出るならそろそろ良い頃合いでしょうか。続刊を楽しみに待ちたいと思います。

絶対ナル孤独者<アイソレータ>3 ー凝結者 The Trancerーを読んだ

絶対ナル孤独者<アイソレータ>3 ーThe Trancerー
絶対ナル孤独者 (3) ―凝結者 The Trancer― (電撃文庫) 絶対ナル孤独者 (3) ―凝結者 The Trancer― (電撃文庫)
川原礫 シメジKADOKAWA/アスキー・メディアワークス 2016-02-10
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絶対ナル孤独者<アイソレータ>3 ー凝結者 The Trancerーを読みました。

絶対ナル孤独者<アイソレータ>シリーズは、ソードアート・オンラインで知られる川原礫による異能力バトルもので、宇宙から飛来した球体《サードアイ》によって異能力を与えられた者たちの戦いが描かれています。赤い球体は異能力とともに殺人衝動を植え付けるため、赤い球体に寄生された人間《ルビーアイ》が人間を襲い、黒い球体に寄生された人間《ジェットアイ》がそれに対抗する、というのが基本的な対決構造になっています。

主人公である《孤独者》空木ミノルは絶対不可侵の防御殻を展開する能力を持っており、「みんなの記憶から消えてしまいたい」というちょっとアレな願望を持っている高校生です。ただし、作中で幼少期に両親と姉を殺された過去が繰り返し描写されるので「こうなってしまうのもやむを得ない」と思わされるため、あまりアレな人物という感じはせず、お話を読み進めやすい主人公になっています。

一作目の「絶対ナル孤独者<アイソレータ>1 ー咀嚼者 The Biterー」では、主人公が能力に目覚め、同級生の箕輪朋美 (陸上部の女の子。かわいい) を襲ったルビーアイ《咀嚼者》と対決しました。

二作目の「絶対ナル孤独者<アイソレータ>2 ー発火者 The Igniterー」では、ジェットアイによる厚生労働省安全衛生部特別課=《特課》に所属した主人公が、《特課》のメンバーと共にルビーアイ《発火者》と戦いました。

三作目となる本作では、ルビーアイの《組織》に所属する《液化者》と《凝結者》が登場し、《特課》対《組織》という対決構造が描かれました。

一作目で表紙を飾りながらもあまりヒロイン然としていなかった《加速者》安須ユミコは、二作目で過去の因縁が語られてようやくヒロインポジへ収まろうというところだったのですが、本作では新ヒロインとして《屈折者》小村スウが登場してしまい、主人公とスウがメインの話になっています。
これまであまりラノベ主人公然としていなかった主人公ですが、本作ではベッドでスウの上に乗っかったり、ユミコに嫉妬されたりと大分ラノベ主人公然としてきており、(キリト君にはほど遠いですが)その成長がうかがえます。

本作の終盤では《液化者》が意味深なことを言っていて、今後ジェットアイとルビーアイが共闘することもあるのかな?とか今後の展開に期待が高まります。このシリーズは四作まで出ているので、引き続き「絶対ナル孤独者<アイソレータ>4 ー刺撃者 The Stingerー」を読みたいと思います。

GODZILLA 決戦機動増殖都市を見てきた話

GODZILLA 決戦機動増殖都市
GODZILLA 決戦機動増殖都市

「GODZILLA 決戦機動増殖都市」を見てきました。以下、ネタバレあり。

本作は、全三部作となるアニメ版ゴジラ (通称アニゴジ) の二作目。前作「GODZILLA 怪獣惑星」では、ゴジラに地球を追われた人類が宇宙を放浪した後、怪獣惑星と化した 2 万年後の地球でゴジラと戦うという物語が描かれました。本作では、前作の最後で登場を匂わせていたメカゴジラがどう関わってくるのかが注目ポイントでしたが。。

 

メカゴジラが街になってたのでそこでゴジラ・アースを迎え撃つぜ!
思わせぶりな地球種族は大して関係なかったぜ!

 

お、おう・・・。

メカゴジラに使われていた自律思考金属体 (ナノメタル) が 2 万年かけて増殖してメカゴジラシティになっていたこと自体はなかなかワクワクする設定だったのですが、別にメカゴジラが復活してゴジラ・アースと対決することはなく、結局ゴジラ・アースとの決戦は前作を踏襲した形に。それはそれで主人公の戦い方が「ゴジラ・アースにも通用するし!」みたいな意味合いはあったのかもしれませんが、

「顧客が本当に必要だったもの」は復活したメカゴジラとゴジラ・アースの大決戦だったんじゃないんですか?

別に矛盾があったりするわけではないし、つまらなかったわけでもないのでいいんですけどね。今作はメカゴジラ関連がメインということで、地球人が戦いの準備を進めながら、「これでいいのかな・・」とか呟いてる一方で、エンジニア気質なビルサルドが終始ノリノリで、いっそのこと自律思考金属体と合体しちゃうぜ!とかやってるのは見ていてなかなか楽しかった。最終的に、

ちょ・・・ハルオがメタル刹那に?!

とか謎の中の人ネタが炸裂しそうになりつつ、内ゲバであんまり爽快感無く終わっていったのはちょっと残念だけれども、三作目どうなるかな?と思うぐらいには楽しめました。

三作目はキングギドラの登場が匂わされていますが、二作目のメカゴジラがこうだったので、三作目が怪獣大決戦になるかどうかはあやしいところですね。

それでは最後に、納期に間に合った時に使えるとっておきの台詞で締めます。

 

「「「ビルサルドならば当然!」」」

シャニマス、やってます。

W.I.N.G.準決勝敗退
W.I.N.G.準決勝敗退

アイドルマスター シャイニーカラーズ ( シャニマス )、やってます。

いろいろ忙しい時期にサービスが開始されたのでしばらくはログボ勢で。。と思っていましたが、早々にイルミネーションスターズとアンティーカのイベントが開催されてしまったので、仕方なくプロデュースをはじめ、今のところ 4 人のプロデュースが終わりました。

いろいろ評判やら攻略法やら出回っているようですが、しばらくは自力でやろうということで、コミュを見ながらのんびりプロデュースしています。プレイコストが重いのでなかなか気楽にできなかったり、通信量の問題で出先プロデュースが難しいあたりが悩みどころ。

八宮めぐる (1回目)

1人目にプロデュースしたのはイルミネーションスターズの八宮めぐる。事前情報からビビッときていたのですが、明るく元気でスポーツ万能、友達想いでやや利他的なところがある。。と、どことなく本田未央めいた雰囲気のある子でした。何とか W.I.N.G. 準決勝まで進出したものの、あえなく準決勝敗退。やはりこのゲーム、甘くない。

八宮めぐるプロデュース評価1 八宮めぐるフェスアイドル誕生1

風野灯織 (1回目)

2 人目にプロデュースしたのはイルミネーションスターズの風野灯織。いわゆるアイマス青の系譜の例に漏れずストイックな子ではあるのですが、なんか結構おとなしい。真乃と話しているコミュとか見ると、めぐるだけ常時ハイテンションモード突入中なイルミネーションスターズのテンション事情が心配になるレベルです。こちらも W.I.N.G. 準決勝まで進出したものの、準決勝敗退。

風野灯織プロデュース評価1 風野灯織フェスアイドル誕生1

月岡恋鐘 (1回目)

3 人目にプロデュースしたのはアンティーカの月岡恋鐘。事前情報ではあまりピンと来ていなかった子ですが、プロデュースしてみるとなかなかどうして、がんばるドジっ子長崎弁女子でかわいい。ビッグマウス (大口を叩く方) なのも面白い。この子は人気出そう。もう出てるか。W.I.N.G. 準決勝で三度敗退。

月岡恋鐘プロデュース評価1 月岡恋鐘フェスアイドル誕生1

白瀬咲耶 (1回目)

4 人目にプロデュースしたのはアンティーカの白瀬咲耶。いわゆる王子様系のアイドル。菊地真からアイドルマスターの世界に入門した自分ですが、プロデュースした感じ、真王子部分だけを抽出したような子というイメージ。公式の 4 コマにあった意外な一面とかがクローズアップされることはなかったので、基本は王子様系なんだろうなと。プロデュース面ではメンタル強化がうまく進まなかったので、豆腐メンタルでオーディションに落ちる白瀬咲耶という謎のキャラ付けがなされてしまった。。最終的には W.I.N.G. 準決勝で 2 位とあと一歩のところまで来たものの、敗退。

白瀬咲耶プロデュース評価1 白瀬咲耶フェスアイドル誕生1

 

ということで、W.I.N.G. 準決勝が越えられないのですが、なかなか歯応えがあって面白いゲームに仕上がっていると思います。しばらくは各アイドルのコミュを楽しみながらやっていきます。攻略面を詰めていくのはひととおりプロデュースしてからでも良いかな。

ユーフォ未見でリズと青い鳥を見てきた話

リズと青い鳥
リズと青い鳥

リズと青い鳥」を見てきました。

本作は「響け!ユーフォニアム」のスピンオフ映画。監督は「たまこラブストーリー」や「聲の形」の山田尚子さん。この監督の作品は好きなので見たいという思いはありつつ、ユーフォを見ていなかったので話がわからないかもしれないな、という思いもありつつ、でした。

Twitter 上の有識者はユーフォ未見だと厳しい派も、ユーフォ未見でもいける派もいました。ユーフォを見てから。。とも考えましたが、確か 2 クール分+劇場版とかだったような。見ている間に映画の公開期間終わりますね。ということで、未見での突撃となりました。未見ゆえの厳しさに襲われたらそれはそれ!ということで。

結論から書くと、見て良かった!

鎧塚みぞれ (CV 種崎敦美) という存在に心を奪われっぱなしの 90 分でした。やはり 種崎敦美 is GOD なのでは。BGMや演出の部分も非常に良かった。これが監督をはじめ「聲の形」のスタッフによるものなのか、元々のユーフォにあるものなのかはわからないけど。まぁユーフォ見ろって話ですね。見よう。

ユーフォ未見ゆえの厳しさみたいなものは、実のところほとんど無かった。未見ながら CV 黒沢ともよ ということで主人公の顔と名前ぐらいは知っていたので、本編だとこの子たちがメインどころなのだろうな、と思う事はありましたが。

気になったのは、本の中でのリズと青い鳥の声で、作中では少し浮いていたような気がする。ただ、これは本の中の話なので浮いているのが正しいという解釈もありそう。

ということで、ユーフォ未見でもリズと青い鳥が良かったという話でした。

 

https://youtu.be/lQxwNaoFdQQ

iOSのSafariが落ちてしまうアイマスPがやるべき事

半角カタカナを含むサイト名
半角カタカナを含むサイト名

ずっと iOS で Safari を開くと落ちてしまうという現象に悩まされてきたのですが、以下を見てようやく解決したので情報を共有します。

iphone で Safari が落ちる事象が解決した - ta-dadadadaのブログ

Safari のブックマークを確認してみたところ、以下の 3 つのサイト名がもろに半角カタカナでした。

  • アイドルマスターシンデレラガールズ
  • アイドルマスターミリオンライブ!
  • アイドルマスター SideM

いや、ブックマークを消そうにも Safari が開けんがな。。という話ですが、iOS 上で他のアプリから「Safari で開く」を選択すると Safari を開けます。この記事によると PC から Safari のブックマークを編集するのでも良いらしい。

上記 3 つのブックマークを中心に、半角カタカナを含むブックマークを削除してみたところ、見事に Safari が落ちなくなりました。これ、アイマス P だとハマっている人が案外いるのではなかろうか。

え、自分だけ?